ヒゲ脱毛に行ってきた話
ブログではお久しぶりです。ななせと申します。
ここ最近ヒゲの濃さが気になってきてたので、電車の広告で見つけたメンズTBCの500円体験ヒゲ脱毛に行ってきました。
結構思ってたのと違うことや分かりにくい仕組みなどあったので、興味がある人向けに情報を置いておきたいなと思い記事を書くことにしました。
ヒゲに悩んでる人は多いと思うので参考になれば幸いです。
サムネイル用
ネットで事前予約ができるとのことだったので、思い切って予約をしていざ当日。
予約の時点で最初のカウンセリングや説明+施術で1.5hほどかかるということ、カウンセリング用にヒゲをピンセットで掴める程度まで伸ばしてくるよう指示があったので、ヒゲを剃らず汚い顔を隠すためマスクをして行きました。
(メンズエステみたいなもんだし男が出てくるんやろなあ…)と思っていたので普通にお姉さんが出てきたことに面食らい(内心ガッツポーズをし)ました。
しかしこのお姉さん、名前は日本人にも関わらずどこか中国人訛りのようなしゃべり方。ちょこちょこ説明が理解できません。
(美容ってそういうものなのかな…)とかわけのわからない理由で自分を納得させ、別室でカウンセリングと説明を受けました。
ここで初めて知ったことが
- 毛の濃い薄いに応じて永久脱毛コースとレーザー照射のその場脱毛(数日後に抜け始めるらしい)コースがあること
- 料金は脱毛したヒゲ1本当たり〇〇円といった形で変わってくること
- 1回1回の支払いではなくまとめて数ヶ月分の契約をし、施術後に分割して料金を支払うということ
でした。
まあ1はなるほど…程度の感想で、3は予備知識として知っていました(例えば3ヶ月分の契約を事前に行った場合、一括で支払うのではなく大体1ヶ月に1回施術を受けるごとにお金を払う)が、2に関しては初めて聞いた上に1つ大きな勘違いをしていたことに気づきました。
私は「脱毛」というものは「その場で一度全ての毛が抜け落ち、その後また生えてきたヒゲを繰り返し脱毛することで永久脱毛が完了するもの」だと思っていました。つまり500円で今生えている(生やしてきた)ヒゲが一旦全て抜けると思っていましたが、2の理論でいくとその日脱毛できる本数はかなり少なくなります。どういう計算かはわかりませんが、今回は150本のみの脱毛ということになりました。
本数がピンとこないかと思いますが、大体鼻の下・上唇の上一帯に生えるヒゲの半分ちょいくらいの毛量が150本らしいです。お姉さん曰く「範囲の全部は脱毛できないので"間引く"感じになります」とのこと。間引くって表現何なんですかね。
これには驚いたと同時に(え…?)と思いました。カウンセリングのためにヒゲを生やしてくるよう指示されるのはわかりますが、もし施術後に別の予定があったらヒゲが生え散らかした顔で行かなければなりません。
今回はたまたまオタクとつけ麺を食べに行く予定しかなかったのでまだよかったものの、これが女の子とのデート前だったら大変なことです。もっと早くに知っておきたかったなと思いました。行く日は慎重に選ぶ必要があります。
といった感じで脱毛の仕組みが徐々に見えてきましたが、お姉さんの日本語が怪しいせいで説明がわかりづらく、なかなか頭に入ってこなかったので何度か質問してようやくわかったという感じでした。
追記
お姉さん曰く、1回の施術でかかる費用は大体1万9000円程度であり、全体の10%(産毛など薄い毛も込みの全体)のヒゲが脱毛できるとのこと。3ヶ月までは毎月通うのがオススメで、半年(6回)受けると60%の脱毛が完了し、以降は個人の好みで継続するかどうか判断していいくらいになるらしい。ただしお姉さんの説明がかなり怪しいので実際どのくらいなのかはわからない
何とか仕組みがわかったところでいよいよ脱毛です。
箇所を選んでくれと言われたので、見た目に1番影響が出やすくかつ1番気になる部分だった「鼻の下」でお願いしました。
施術用の個室に案内され、ベッドに横たわり鼻の下付近を念入りに消毒されました。
ここで施術用にヒゲの写真を撮影されましたが(ヒゲの撮影とか言って違うとこを撮ってエッチなことに使うんじゃねえの…?💕)とか妄想していましたが、残念ながらそんなことはありませんでした。
「ちょっとチクッとしますよ」などと注射をする前の医者のようなことを言われながら、いざ脱毛スタート…
ワイ「痛え!!!!!」
正直ビビりました。
チクチクするとは聞いたことがあったものの、ドシュッと何かを毛穴に打ち込まれる感覚が断続的に続き、ギリギリ耐えられるものの身体は力みっぱなしでした。
施術前に「脱毛に使う機械が2種類あって、今回はこちらを使いますが今後はもう一方のより痛みが少ない方を利用できます」とは聞いていたものの「何で最初からそっち使ってくれないの…?」と思うレベルでした。
さらに開始してから言われてわかったことですが、鼻の下という部位は他の箇所と比べて痛みを感じやすい場所だとのこと。
これにはさすがの穏健ワイも「いや先に言ってくれ?」と言いそうになりました。
そして痛みに耐えること20分ほど…
ついに150本の脱毛が終了しました(なぜか154本脱毛されたことになっていましたが)
その仕上がりがこちら
施術前の写真がないので何とも言えませんが、やはり半分程度はヒゲが残っています(お目汚し申し訳ございません)。
この状態になったワイに対し、お姉さんは「脱毛で皮膚が傷んでますので2日はヒゲを剃らないでください」という衝撃の言葉をふっかけてきました。
とんでもないことをさらっと言われてるのがおわかりでしょうか。
ヒゲが濃い民にとって「2日ヒゲを剃らない」という行為は正直考えられません。生活に支障をきたします。今回はヒゲを生やして来てくれと言われていたので合計3日剃らないということになりますが、考えただけでも恐ろしいことです。外に出られません。
どれくらいあり得ないことかというと、濃厚ラーメンのスープにパスタとパンを合わせて食べるくらいあり得ません。
ワイ「ちょっと待ってくれ。全国のヒゲ濃い系ちんぽにとって2日もヒゲを剃らないということの重さをあなたはわかっているのか…?こうなるならもっと早くにわかるように説明してくれよ。何だよ『"間引く"感じになります』って伝わるかそんな説明😡😡😡」
間引くって何だったんですかね。未だによくわかりません。たまにいる「日本人なのに日本語が不自由な人」だったのかもしれません。意味はまあ伝わるけども。
こうして私の初脱毛は終了しました。
お姉さんはすごく不自然な流れで次回以降も施術を受ける流れにしようとしてきましたが、あまりに信用できなさすぎたので一度持ち帰って考えますと言って契約せず帰ってきました。
率直な感想を言うと、500円(ヒゲ150本分)の体験脱毛コースでは効果を実感しにくかったです。
今後続けていく中で効果を実感できる、と言われたものの、さすがに150本では(すごい!今後も続けよう!)と思えるだけのモチベーションはあまり湧いてこず、体験の仕組みとしてちょっとどうなんだろう…と思いました。営業する側の目線を考えたら「次回も続けたい!」と感じられるくらいの体験システムにした方がいいんじゃないかな?と思い、受ける側目線としても「もう少し値段してもいいから本数増やしてほしいなあ…」と思いました。売上とか考えたら難しいとは思うんだけど。
また、クッソ痛かったという部分についてですが、もう一方の質がいい方の機械を使えば「爪の先で少し押した程度の感覚になる」「受けながら寝ている人もいる」ということだったので、本格的に通うとしたら痛みは恐らくかなり抑えられると思います。
また施術後は脱毛箇所が赤く腫れるので、マスクを持っていくといいかなと思いました(こういうのは予約の時点で説明しておくべきだと思いますが)。
ちなみにもし僕が今後も通うとしたら絶対に担当のお姉さんを変えてもらいたいと思います。たとえ担当が男になったとしても。
長くなりましたが、メンズTBCについてまとめると
- 行くなら予定がないorヒゲを気にしなくて済む予定の日に行くべき。マスク持参がオススメ
- 初回から鼻の下をお願いするとかなり痛い思いをする
- 脱毛から2日はその箇所のヒゲを剃れなくなるので初回の箇所(とできれば日程)は慎重に選ぶべき
といった感じです。
ヒゲにお悩みの皆さん、ぜひ一度脱毛に行ってみてはいかがでしょうか?(説得力ゼロ)